超高齢出産母!バイリンガル手探り子育て日記

超高齢出産で授かった娘もいまや3歳!バイリンガルの環境で手探り子育て経験を赤裸々に掲載しているブログです

リーメンビューゲル装具を装着

朝早くからホスピタルへ向かう。
天気が良いので、ベビーカーで出かけたのがちょっと失敗だったかな?
とその時は思った。

到着まで一時間以上もかかってしまったから。

 

ベビーカーだと、1人の時よりも倍の時間かかる。階段も使えないし、乗り降りも他人様のお世話になることがある。遠回りをする道のりもたくさんある。今まで生活していた景色が全く違うことにも気が付いた。

ホスピタルに到着して、病院からの紹介状を渡し、受付を終えてから
待合室に行くと、たくさんのお母さんと赤ちゃんがすでに待機していた。

「これは順番まで時間がかかるぞー」覚悟して椅子に座る。

搾乳した母乳と念のためにミルクをひと瓶持ってきた。
ベビーカーの中でスヤスヤ眠る娘を見て、
長時間抱っこしたり、チャイルドシートに寝かすとぐずるので

やっぱりベビーカーで来て良かったと、へんな安堵感が出てきた。

案の定、娘の晩まで2時間半も待合場所で待っていた。


娘はこれから起こることも何も知らずベビーカーでスヤスヤ寝ている。
その間母乳を飲ませたり、オムツを変えたりもして時間をつぶしていた。

娘の診察の番になって、最初にエコーで検査。紹介してもらったホスピタル先生が開口一番「○○先生のおっしゃったように、やはり右足が完全に脱臼していますね。
リーメンビューゲル装具を装着しますね。」

※リーメンビューゲルとは
先天性股関節脱臼に対する機能的中療法として考案された装具のこと。
バンドで両下肢を屈曲外転位につり、脱臼を自然に整復をはかるものである
ウィキペディアより引用


娘の前に診察していた子供が何人も装具されて出てきたから覚悟していたけど、仕方ないね。

看護師の方がきて、装着している間、泣き叫ぶ娘大人でもこんな状態にされたら、泣きたくなりますよ。

先生からの説明で股関節脱臼の状態は
ⅠからⅣまでタイプ分けされていて、

Ⅰは正常
Ⅱa骨性臼蓋の骨化の遅延(生後3ヶ月未満)
Ⅱb:骨性臼蓋の骨化の遅延(生後3ヶ月以降)
Ⅲa:臼蓋軟骨に組織変化を生じていない(臼蓋軟骨部にエコーが出現しない)脱臼
Ⅲb:臼蓋軟骨に組織変化を生じている(臼蓋軟骨部にエコーが出現する)脱臼
高位脱臼

生後一カ月で
ⅡからⅢまでならリーメンビューゲル装具治療でかなりの確率で直る
Ⅳなら整復されても骨頭壊死になる可能性が大きく、入院のうえ牽引治療を行う
リーメンビューゲルで改善されない場合も他の治療に移行するので、
毎週チェックをしていく

娘の右足の脱臼状態はⅢa

かなり悪いことが判明した。

 

リーメンビューゲルを装着した娘は、動きに制限がかかったのが嫌でたまらなく、グズる。ミルクを上げても、すぐに目を覚ますし、おむつを取り替える時は
外してくれと言わんばかりに泣きさけぶ。

昨晩は夜泣きが明け方まで続いた。治療は始まったばかりなのにね。。。

オムツを綺麗にしてあげられないので、これから研究だ!
次のコントロールまでお風呂に入れない娘には温かいタオルで身体を拭いてあげよう。

しばらくは週一回のコントロールに形成外科に娘と通うことになりました。

一日でも早く良くなるように、全力を尽くすことを心に誓った。