いざ!日本へ 移動編1
3歳児の子供と2人で日本へ帰国。
聞こえは良いが、お母さんはホントに大変なのです💦
しかも、2歳過ぎると大人と殆ど料金は変わらないから、少しでも旅行代金を安くしようと何日もパソコンの前で吟味して格安チケットを購入します。
二人で帰国は2度目ですが、今回は秘密兵器を購入した!
前回のように寝ずらくてぐずらないように
膨らませて、座席の間に入れるとフラットになる優れものです。
色んなメーカーの商品があるけど、チビの場合、当日になって拒絶反応をしめすこともありうる(素直に聞くタイプではない)し、
仮に壊れても、「あら、壊れちゃったねぇ(笑)」と笑顔になれるお手頃な値段とその中でも評判の良いものを探して購入しました。
飛行機に乗るのを楽しみにしていたチビは、パパとのお別れもあっけなく終わり、飛行場で興奮気味。さぁ、飛行機に乗るぞ~ってお顔してます。
窓から外をずっと覗いてます。意外と余裕をかましてくれた。
さて、ここからが問題!
今回はフランクフルト乗り換えがある。短距離飛行は問題なくクリア。
しかし、フランクフルト空港についてから、次のフライト時間まで1時間半の余裕しかなかった。しかも、到着と出発のターミナルが真逆なのよ(´;ω;`)ウッ…
事前に調べてもそこまで歩くしかない!
なんて、無駄に広い変な作りなの…あの空港は。。
昔、一度凝りていたのに、3歳児を連れての乗り換えは想像を絶するほど大変だった。
到着して、パスポートコントロールを超えたらもうフライト時間まで一時間切っているではないか💦
夜間飛行にこだわってチケットを購入した事を後悔したが、チビと荷物を抱えて走る事になるだろう事を想定して、手荷物はリュックとポーチにしておいてホントに良かった。
両手でしっかりチビ抱えて走れるから!
まるで聖火を持つランナーになった気分だ。恥も外聞もない、髪を振り乱し、充血した目でひたすらゲートに向かって走る。。。しかし、その姿は、人さらいにも見えたかもしれない。
それでも、いつまでたっても目的のゲートに到着しない。飛行機は待ってくれないし、抱っこして走るにも距離が有りすぎる。。。速度が落ちてきた。。
すると、チビは最後「Dゲート」と叫びながら、自力で一緒に走ってくれた。。
母は感謝だよぉぉぉ、疑ってごめんよ
通算30分以上ゲート移動にかかった。わたしゃ、チビとの旅行では二度とこの空港経由にはしないと誓った。
飛行機に無事乗り換え、離陸すると、チビはすでにお疲れモード。それでも、ご飯が出てお休みモードになるまではなんとか起きていた。
いよいよ、お試しの時!がきた。この日のために家でなんどか空気を入れたり、抜く練習をしたフライトット(もどき)の出番。
席は一番後ろの二人掛けの窓側で他人様にご迷惑が掛からない座席を予約しておいた。
すぐに空気は入って、チビの足元に置くと疲れていたチビはすぐにコロンとなった。
おぉ〜何という文明の力
去年膝の上でずっと寝られた時、泣きそうだった事を振り返り、思わず1人ニヤけてしまった。
チビが縦になって寝てもいいし、横になって私の方へ寄ってきても、私は斜めに座って足をクッションの上に置けるから良い!
フランクフルト空港を高橋尚子並みに走った私たちは、おかげで随分と楽な思いが出来ました。
しかも、下にドテンと落ちる心配がないから、私も熟睡出来るぞ!
前の乗客ご夫婦に、余りに大人しくお利口さんでビックリした!と褒められたけど、7時間熟睡してくれたのは私も大助かりだったのよ。
買ってよかった!フライトットもどき!これを考案した方にお礼を言いたいぐらい。暫く長距離フライトは乗り越えられそう
聖火マラソンはきつかったが、寝てくれたことの喜びの方が大きかった。
さて、羽田に到着すると、さっそくアンパンマンの自動販売機を見つけおねだりされました。子供は自動販売機が好きです!(ある場所がまた、目につくところなのよ)
ジュースでのどを潤し、最後の一仕事がある。後、一回だけ飛行機に乗らなくてはいけない。今日は直行でじいじとナナちゃん(おばあちゃん)のいる町に行っちゃいます。
もうひと踏んだりだよ。チビ!続く